今年の「土用丑の日」は7月23日。「土用丑の日メニュー」と称して、鰻丼をメインに、ホウレン草のおひたし、しじみの味噌汁を作り、豆腐ともずく酢を加えた。
毎年「土用丑の日」には、「営業強力」と称して職場を通して某メーカーの鰻を購入することを半ば強いられる。季節の食べ物だし、鰻は好きなのでそれ程抵抗感はないけれど、鰻は6パックを1セットとして買わなければならず、1人暮らしにはなかなか消費するのが難しい。これからしばらく鰻の日が続きそうだ。
ところで、この日スーパーに行ってみると「土用丑の日鰻」という文字が店中を踊っていたけれど、「土用しじみ」という見慣れない言葉も目に付いた。土用の頃のしじみは子持ちのものもあり、美味しさも抜群だとのこと。昔から「土用しじみは腹薬」と言われるように、肝臓の薬になり、精力増強にも役立つため、夏の強壮食として食べられているらしい。なるほど、「土用しじみ」、知らなかった。それにしてもしじみは販売単位が最小でも30個超のようで、しじみの味噌汁はこれでもかという位しじみだらけになってしまった。
鰻にしても、しじみにしても、1人分の食卓はなかなかボリュームのバランスを図るのが難しい。
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